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 Q1. ISOとは

A1.

  もし、海外旅行中にカメラのフィルムが無くなった場合、「日本製」のカメラだからといって、現地で購入したフィルムが役に立たなかったら困るでしょう。
 自国だけの価値観による製品やサービス提供では、近年富みに叫ばれる「国際化」の時代を前に思わぬ貿易障害になったり、利便性を損ねることにもつながります。
  もちろん、この譬え話の「フィルム」が世界共通なことは必要ですが、最近話題のISO9000sは機械や部品の個々を単に国際的共通基準で保証するのではなく、それを生み出す仕組み(=システム)全体の品質保証といえるものです。
  以上のようにISO9000sの必要性は「品質保証の仕組み(=システム)」の国際化につきるわけですが、ISO9000sを導入することが企業に与える本来のメリットは、顧客満足の向上とトータルコストの低減だといえるでしょう。
  建設業に関して列挙すれば次のとおりです。
  1. ロス・ミスをなくし、瑕疵の絶滅
  2. リスク回避
    ・クレーム・苦情情報の活用
    ・本音の内部監査とその情報の活用
  3. 生産性アップにつなげる。
    ・協力会社と共に品質保証体制の構築
    ・仕事の仕組み(システム)の改善
    ・定型業務の標準化
    ・工種毎の品質計画標準モデル集の作成
  4. 発注者・施主に見える(分かる)製品を造る。
    ・技術者の思いこみや勝手な理解で造っていないかを常にチェック
    ・出来映え基準(標準化)
  なお、ISOはこのホームページで中心に取り上げた「ISO9000s」「環境マネジメント(ISO14000s)」以外に、近時話題にのぼっているものでは「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」や「労働安全衛生に関するマネジメント(OHSAS)」があります。
  国土交通省もこうしたマネジメントシステムについても国際的な動向を踏まえ、その検討に入っています。

※ISOの言葉の意味
「International Organization for Standardization(国際標準化機構)」で、ISOと略して『イソ』、『アイソ』、『アイ・エス・オウ』などと発音します。略称『ISO』は英語の語順からすればIOSになりますが、ギリシャ語の平等/標準を意味するISOS「イソス」から拝借されています。

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