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建設業経理

試験傾向とアドバイス

 1級

 原価計算

  出題内容 配点 解答時間
の目安
第1問 200字内文章問題 2題 20点 10分〜15分
第2問 理論穴埋め、選択問題 5〜6題 10点〜20点    5分
第3問 原価計算小問題 1題 8点〜16点 15分
第4問 総合原価計算、差異分析等問題 1題 16点〜23点 15分
第5問
原価計算表・原価報告書作成・差異分析等計算大問題
1題 30点〜40点 40分〜45分
合計 100点 90分

  各問における出題傾向と対策は、次に掲載しています。


【第1問】 傾向と対策

●傾向

  第1問は、建設業原価計算の特徴的な論点を中心に、200字以内で論述させる問題が2題出題されています。

●対策
  1. 論点になるところは、建設業固有の項目が中心です。したがって、教科書で勉強する際に建設業原価計算での特徴的な項目に留意してください。
  2. 解答となる文章のポイントは、その論点に必ず表現されるであろう重要語句(キーワード)が正しく使われているか否かになります。
    したがって、勉強は当社発行「過去問題練習帳」のキーワードを中心に整理しておくことが有効です。
  3. 文章の構成は、箇条書きを主体に誤字脱字に注意が必要です。
  4. 白紙提出は零点となります。困ったときは、自己がもっているその問題に最も近いキーワードの在庫を払い出して、とにかく記述することです。
●過去の出題傾向

どのような項目が出題されているかを、当社発行「ガイドブック」の章で示しますと、次のとおりです。

ガイドブックの章と項目 出題回
第1章 原価計算の目的 第25回
第2章 原価計算制度と特殊原価調査 第24回
第3章 原価の一般概念と原価の諸概念 第9回、第15回、第16回、第18回、第21回
第4章 原価計算の種類 第8回、第9回、第13回、第17回
第5章 建設業の特質と原価計算 第12回、第14回、第20回、第22回
第6章 建設工事原価計算の基礎概念 第9回、第11回、第13回、第19回、第20回
第7章 工事原価の費目別計算 第10回、第12回、第14回(再)、第16回、第18回、第21回、第22回、第23回
第8章 工事間接費(現場共通費)の配賦 第8回、第14回、第17回、第20回
第9章 工事原価の部門別計算 第7回、第15回、第19回
第10章 社内センター制度と社内損料制度 第7回、第13回、第25回
第11章 工事別原価の計算 第16回、第24回
第12章 営業費及び財務費の原価計算 第18回、第21回
第13章 建設業と総合原価計算
第14章 単純総合原価計算
第15章 工程別総合原価計算
第16章 組別総合原価計算
第17章 等級別総合原価計算
第18章 連産品の原価計算
第19章 主産物・副産物の原価計算
第20章 事前原価計算と予算管理 第14回(再)
第21章 原価管理と標準原価計算 第7回、第11回、第23回

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【第2問】 傾向と対策

●傾向

 第1問と同様、建設業原価計算の特徴的な論点について、(1)選択肢による穴埋め問題と(2)正誤問題中心に出題されています。

●対策
  1. 第1問が論述問題で、第2問が穴埋め問題または正誤問題と、形式に違いはありますが、論点は同じく、建設業固有の項目です。したがって、第1問の対策と同様に建設業原価計算で特徴的な項目に留意してください。
  2. 穴埋めに使う選択項目も正誤判断のポイントも、論点項目に必ず表現されるであろう重要語句である「キーワード」です。第1問と同様、「キーワード」を中心に整理しておくことが有効です。
●過去の出題傾向

どのような項目が出題されているかを、当社発行「ガイドブック」の章で示しますと、次のとおりです。

ガイドブックの章と項目 出題回
第1章 原価計算の目的 第17回
第2章 原価計算制度と特殊原価調査 第8回、第11回
第3章 原価の一般概念と原価の諸概念 第8回、第14回、第21回、第23回、第24回、第25回
第4章 原価計算の種類 第7回、第8回、第11回、第13回、第14回、第14回(再)、第20回、第22回
第5章 建設業の特質と原価計算
第6章 建設工事原価計算の基礎概念 第13回、第14回、第15回
第7章 工事原価の費目別計算 第9回、第10回、第12回、第13回、第14回、第14回(再)、第15回、第16回、第18回、第19回、第21回、第23回、第24回、第25回
第8章 工事間接費(現場共通費)の配賦 第12回、第13回、第14回、第16回、第23回、第25回
第9章 工事原価の部門別計算 第9回、第15回、第19回
第10章 社内センター制度と社内損料制度 第12回
第11章 工事別原価の計算 第12回、第13回、第14回、第15回
第12章 営業費及び財務費の原価計算 第9回、第10回、第12回、第14回(再)、第15回、第19回、第21回、第24回
第13章 建設業と総合原価計算
第14章 単純総合原価計算
第15章 工程別総合原価計算 第9回、第16回
第16章 組別総合原価計算
第17章 等級別総合原価計算
第18章 連産品の原価計算 第9回、第13回、第14回(再)
第19章 主産物・副産物の原価計算 第8回
第20章 事前原価計算と予算管理 第16回、第19回
第21章 原価管理と標準原価計算

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【第3問】 傾向と対策

●傾向

 第3問は、社内センター制度の計算問題または社内損料計算制度の計算問題が主として出題されています。

●対策
  1. 社内損料制度は、仮設材料と建設機械の2パターンです。そして、センターごとの予算により配賦率を計算し各工事に配賦する社内センター制度とあわせて合計3パターンになります。
  2. この3パターンの問題を数多く解いてみて、問題に慣れスピードと正確性を養ってください。
  3. また、過去の問題の角度を変えた類題が多く出題されていますが、過去問題と全く同じ問題は出題されません。したがって、過去の問題を練習する際には、単に問題を解くだけでなく問題の意味するところも十分理解し、類題に備えることが必要です。
●過去の出題傾向

実施年度
(出題回)
出題内容
8年度
(第16回)
仮設材料の社内損料計算制度の計算小問題
9年度
(第17回)
機械部門予算表の作成と配賦率及び配賦額計算の小問題
10年度
(第18回)
機械の社内損料計算制度の計算小問題
11年度
(第19回)
機械の社内損料計算制度の計算小問題
12年度
(第20回)
車両の社内損料計算制度の計算小問題
13年度
(第21回)
機械の社内損料計算制度の計算小問題
14年度
(第22回)
仮設材料の社内損料方式とすくい出し方式での計算・仕訳小問題
15年度
(第23回)
機械の社内損料計算制度の計算小問題
16年度
(第24回)
機械の社内損料計算制度の計算小問題
17年度
(第25回)
仮設材料の社内損料方式とすくい出し方式での計算問題

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4問】 傾向と対策

●傾向

 第4問は、材料費・労務費の各費目個別問題及び標準原価差異問題、工事間接費等の配賦問題及び総合原価計算の問題が出題されています。

●対策
  1. 材料費、労務費等の費目別の問題については、各費目の内容を理解するとともに支払と発生の違い等を念頭に置き、問題を解くようにして下さい。
  2. 工事間接費等の配賦問題及び標準原価差異問題は、配賦率、配賦額、原価差異の分析がその中心です。
  3. 総合原価計算の種類は、単純、工程別、組別、等級別、連産品、主産物・副産物の6種類しかありません。その各々について、計算手法の特徴を理解して、問題を解くようにして下さい。
  4. また、第3問と同様、過去の問題の角度を変えた類題が多く出題されていますが、過去問題と全く同じ問題は出題されません。したがって、過去の問題を練習する際には、単に問題を解くだけでなく問題の意味するところも十分理解し、類題に備えることが必要です。
●過去の出題傾向

実施年度
(出題回)
出題内容
8年度
(第16回)
(1)補助部門費の施工部門への配賦計算(複数基準配賦法)
(2)等級別原価計算小問題
9年度
(第17回)
(1)仮設材料の損料計算小問題
(2)単純総合原価計算小問題
10年度
(第18回)
(1)労務費の給与計算と原価計算小問題
(2)連産品・主産物・副産物の計算小問題
11年度
(第19回)
(1)単純総合原価計算小問題
(2)等級別総合原価計算小問題
12年度
(第20回)
(1)材料費の予定価格差異計算小問題
(2)主産物・副産物の計算小問題
13年度
(第21回)
部門費配分表の作成小問題
14年度
(第22回)
材料費及び労務費の標準原価差異計算小問題
15年度
(第23回)
移動平均法による材料元帳の作成及び計算小問題
16年度
(第24回)
材料費の受入価格差異と消費量差異計算小問題
17年度
(第25回)
組別総合原価計算表作成問題


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【第5問】 傾向と対策

●傾向

 第5問は、材料費・労務費・外注費・経費の各工事別の原価情報から、(1)工事原価計算表、(2)完成工事原価報告書、(3)工事間接費や材料費・労務費等の差異分析等を計算させる大型計算問題となっています。

●対策
  1. 問題の量が多くスピードと正確性が求められています。しかし、過去の出題を見ても判るように問題のパターンは大きく変わりません。したがって、できるだけ数多くの問題を繰り返し解くことで、必ずスピードと正確性が向上します。
  2. 工事間接費等の差異分析の問題も、解答パターンがほぼ決まっています。ここは、第5問の中でも独立して解答することができ、点数の稼げるところですので、練習を繰り返すことで慣れてください。
●過去の出題傾向

第5問は以下の(1)(9)の組み合せで出題されています。

(1) 工事原価計算表の作成
(2) 完成工事原価報告書の作成
(3) 工事間接費の予算差異と操業度差異算出
(4) 材料の消費価格差異と消費量差異
(5) 労務費の賃率差異と作業時間差異
(6) 外注費の作業量差異
(7) 間接費予算表の作成
(8) 補助部門費の配賦(連立方程式法)
(9) 未成工事支出金の次月繰越額計算

実施年度
(出題回)
問題の組合せ
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9)
8年度(第16回)          
9年度(第17回)          
10年度(第18回)      
11年度(第19回)          
12年度(第20回)            
13年度(第21回)            
14年度(第22回)            
15年度(第23回)            
16年度(第24回)            
17年度(第25回)            

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